2019年11月20日

秋空に掛かる虹

のように寝た。いつもなら宮崎空港を飛び立ち、伊丹空港へ降り立った瞬間、米良の人から仕事の人へとスイッチが切り替わるのだが、1,046キロを走り切っても家の玄関を出たままの気分だった。空間の変化が起きないので脳みそも戸惑ったのだろう。一晩寝てようやくエンジンがかかってきた。

撮影地へ向かう道すがら、秋空に掛かる虹を見た。

「よく走ってきたなー」


どうもね、いい写真撮らせてもらうよ。


IMG_0170.jpg






posted by オガワタカヒロ at 23:32| 宮崎 ☀| Comment(0) | ロケ先にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月19日

240で行こう!

の車は、ダイハツ「ネイキッド」(2000年製)と、ボルボ「240 GL セダン」(1992年製)だ。車遍歴を経てたどり着いた2台のQ車(旧車)は今風に気の利いた装備はないが、デザインと設計思想が気に入って相思相愛の関係にある。だが自転車代わりのネイキッドはまだしも、240は遠出の時以外はガレージの中だ。母国スエーデンや、アウトバーンを走る軽やかさ、3点式シートベルトを世界に普及させた安全性を持つ伝説の車を眠らせておくには忍びない。いつか機会があれば遠くへ連れ出したいと常々思っていた。

思い立ったら吉日。「よし、今回の福井行きは240で行こう!」そう決めて本日、早朝5時20分に自宅の竹原(たけわら)を出発。4月の車検で入念に各所を点検、先週オイルを交換、あとは僕の体力次第だ。

九州道、山陽道、中国道、舞鶴若狭自動車道、北陸道を経由して、総時間14時間40分、休憩時間合計1時間40分、実走行時間13時間。全走行距離 1,046キロ、燃費12キロ/L。よく走ってくれた。到着したホテルの駐車場へ置いてチェックインするのが気の毒になって、「一緒の部屋で休めればなぁ」と労いの言葉をかけてしまった。

車窓から各地方の特色ある景色を眺め、中国道の広島県と岡山県の紅葉に大興奮。経路に当たる熊本、福岡、山口、広島、岡山、兵庫に住む友人たちのことを思い出しながら走った。

さて、明日からが本番。いい写真撮って喜ばれたら、あちこち寄り道しながら来週には帰村しようと思う。

明日も240と一緒...。


IMG_0140.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:33| 宮崎 ☁| Comment(0) | 240 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

写真家たちによるチャリティー写真展

年も2作品出展しています。東京、近郊のみなさん、たまたま東京へ行ってる方、のぞいてみてください。11/22(金)〜 26(火)
 
「写真作品を飾る」という文化を日本でも育てましょうよ。

以下、公式 facebookより。
___________________


 「写真家たちによるチャリティー写真展」は、プロの写真家たちが思いを込めたプリントを会場で即売し、売上金を国際支援団体に寄付する社会貢献活動です。
 今年の収益金は、「アジア・コミュニティ・センター21」(フィリピンの路上で暮らす若者の自立支援およびスリランカの農村女性の人材育成と収入向上支援)へ寄贈します。会場での即売に加え、ギャラリートークや写真家によるポートレート撮影など開催いたします。
 写真展は、約100名の写真家が2Lサイズにプリントした作品を額装して300点余を展示、1点1万円で即売いたします。

___________________



フォトボランティア.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:59| 宮崎 ☁| Comment(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月17日

ノンアルコール・バー

バコは20代で一時吸ったがやめられた。だが酒は無理だと思った。要は旨いと思っているかどうかの差なのだろうが、やっぱりいい酒といい料理が現れるとどうにも我慢ならん。

若い人が酒を飲まなくなったと聞く。ニューヨークのブルックリンではついに、ノンアルコール・バーがオープンしたという。またどうしてそこまでと思うが、アメリカではアルコール依存症や中毒者に対する世間の目はドラッグ中毒者同様に厳しいらしい。あの巨大な人種がばかばか飲めばいっきにそこまで駆け上がってしまうのだろう。

日本料理と同様、繊細に酒を嗜むニッポン人らしい呑み方を追求したいものだ。


IMG_0131.JPG


専用の小型冷蔵庫には常時好きな酒をいれておるのだ 😃



posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☁| Comment(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月16日

山まつり

年恒例の、西米良「山まつり」が今日と明日の週末に開催される。土曜日の今日は米良太鼓から始まり、飲食、バザー、創作、などの店が10店ほど並び、こしらえた特設ステージでは鹿児島からみえた歌手が何曲も演歌をぶちかました。お客さんは主に高齢者。日頃家にこもっている人も、子どもや孫に手を取られて会場の観覧席に腰掛け、楽しい時間を過ごされたようだ。

村外に目を向けるのも大事なことだが、イベントの「肝」は、村民による村民のための催しでなければならない。与えられるより与える村として自走してゆきたいものだ。


IMG_3074.jpg


「上を向いて行こう」展で大活躍してくれた、黒木元太君も柚子部隊のテントで笑顔を振りまいていた。


74911487_1912490852230401_56447453796237312_n.jpg


農協婦人部の餅つき助っ人は、ご主人たち。スケさんビンさんご両人。カズビン、まさに恵比寿様。


70282224_1912487895564030_4290967242633379840_n.jpg


ネイキッドのカラーリングでお世話になった、自動車屋の祐樹君は青年会で地鶏焼き。


IMG_4198.JPG


秋晴れでよかったね。


posted by オガワタカヒロ at 23:41| 宮崎 | Comment(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

カッコよすぎる

の頭部は波平さん並に立派で、僕もその遺伝子を受け継ぎ、勢いのよかった前陣部隊も1/3ほど後退してしまった。父にそのことを話すと、「おれの子にしてはもてた方じゃわい」と30代にして後退を始めた自分と比べて(心配することはない)とハゲました。

そういった人でもフサフサの人と同じように扱ってくれて、希望の髪型に整えてくれるのが、店主の栄治さんと息子の智樹君親子が営む、「フレンド」だ。もう一軒あった理容店、タカボあんちゃんの「バーバー那須」が昨夏閉店してしまったので、村で一軒の散髪屋になってしまった。

来週から出かけるので智樹君にバッチリカットしてもらったら、栄治さんが言いにくそうに説明を始めた。27年ぶりに散髪代を値上げするらしい。実は僕も気になっていた。

よその店を心配する前に自分の店を心配しろと言われそうだが、あれだけ満足度の高い技術とサービスを提供するのに、未だに2,000円。丁寧な髭剃りが+500円。18年前に帰郷した時に時代を遡った気がしたので、「早く値上げすれば」と言い続けていたから何だか安心した。それでも500円アップの2,500円。

「勉強してよ」「もうちょっとなんとかなんないの」なんていう時代に、客に「値上げしてください」と言われる店とは、カッコよすぎる。

理容「フレンド」12月1日から散髪代値上げでございます。利用者の皆様、なにとぞお見知りおきをお願いいたします。


S40.jpg


25年の空白はあったが、物ごころついた時からお世話になっている。(4歳の頃、フレンドの前にて・昭和40年)



posted by オガワタカヒロ at 23:57| 宮崎 | Comment(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

意地と進化のぶつかり合い

ラケイからスマフォに替えて1週間。ほぼこいつのために時間が支配されていると言っていい。10年早く切り替えておけば半分の時間で慣れただろうに...、意地と進化のぶつかり合いはどちらに軍配が上がるのやら。

倅や娘が「やっぱり新型(iPhone11 Pro)は写真がきれいだ!」としきりに言うのでデジタルの苦手分野、自然界の細かな描写をどこまで捉えてくれるか、紅葉の美しい横谷峠へ行ってきた。

結論から言うと、プリントして鑑賞するレベルには至らない。当然の結果だが、Appleの目的はスマフォ画面で見て美しく感じるデータを取り込むように仕掛けてある。まずは意図的なシャープネスを外してくれるとまだ調整のしようもあるが、無駄な実験でしたとさ。


IMG_0097.jpg



IMG_0089.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☀| Comment(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

コピーライターの上級者

店街のまとめ役、西米良村商工会へ出かけた。会長室に掲げる前会長の肖像写真のできあがりを届けるためだ。「写真家」なんて大そうな肩書きで仕事をしているが、村での役目は街の「写真屋」。こういった仕事を頂けるからこそ、自分のポジションを確認できる。広告写真ではなかなか味わえない、いわゆるエンドユーザーの声を聞けるありがたい仕事だ。

帰りにトイレへ駆け込んだ。ハの字に立つと目の前に長〜い文章の書かれた紙が目に入り、読み終えると同時にコトも終わった。なかなかのセンスにニンマリ。「始め」を「初め」にしたのは消防団の文言よろしく、出初式の様子をパロッたのだろう。最後に「ゆずこしょう」の宣伝も怠らないとは、どこまでカッコイイんだ。あなたこそコピーライターの上級者だ。


13.jpg



13-2.jpg







posted by オガワタカヒロ at 23:41| 宮崎 ☁| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

遺影の彼

校時代いちばん仲の良かった友だちが急死した。3年ほど前に軽い脳梗塞で倒れ、少しばかり障害が残っていたが、「上を向いて行こう」展にも顔を出してくれて相変わらずの馬鹿話で盛り上がった。

思い出すのは一緒に遊んだことばかり。通夜に行くと、立派に成長した長男君が母を支えるように挨拶してくれた。遺影の彼がこちらを見たような気がした。


💧



ギャラリーに置いてあるプレート写真の中に彼がいる。僕は親に内緒で取った原付免許証をポケットに入れて、これまた内緒で友だちから譲り受けたYAMAHAのミニトレにまたがり、4人で颯爽と一ツ葉有料道路を走った。通った高校は丘陵地。ここへ来たのは「海がみてー!」と誰かが言ったから。

影を見つけて「写真撮るぞ!」と手を挙げると、それぞれが格好をつけて自分の影を演出した。ちょうど今頃、日向灘からの風は冷たかったけど、根拠のない熱い未来がみえていた。


IMG_0080.jpg



💧



斎場を出ると空に穴があいたような月が浮かんでいる。あいつはそこを抜けて星になるのだろうか。


IMG_0077.jpg





posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☁| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月11日

ささやかな秋空

上からこれを眺めてたら、そりゃぁ天空が勝手に動いてるって思うさ。「それでも地球は動いている」とガリレオはつぶやいた。常識を変えるってのは大変だったろうよ。

すり鉢のそこから空を見上げると紺碧の空に浮かんだ雲が形を変えながら西から東へ流れてゆく。切り立った尾根にお陽さまのぬくもりが残る光が秋色の山肌を浮かび上がらせていた。向かい側の山頂が作った影の部分はそのぬくもりからはほど遠い寒々しい景色だ。

天動説でも唱えられそうな谷底から見えるささやかな秋空。切り立った山々が少しずつ衣替えを始めている。


09-92a73.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:22| 宮崎 ☀| Comment(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月10日

薄暮

メラマンという職業は現場へ行かなきゃ仕事にならないから被写体がある所へは地の果てにでも出向いて撮る。地球全体をフィールドにしている景色を写すカメラマンはなおさらだけど、僕は人がらみの撮影が多いのでひとまず人間がいる所がメインだ。

これは海外日本を問わずそうだが、日中は目をギラギラさせて撮影していても、仕事が終わって宿に向かう車中、薄暮の街並みを見ると急に家が恋しくなる。子どもが幼い頃は倅と娘の顔が浮かんでいたし、今は米良の空気とカミさんの料理が西米良に心を引き戻す。どんな場所でも、灯りのついた家にはドラマがあり、それぞれの生活と人生がある。そう感じた瞬間、戦闘態勢に入っていた仕事人の脳みそが、急に家庭人としての脳みそに切り替わり穏やかな心境になるのだろう。

カフェの買い出しに便乗して県境の湯前町に下りた。刈り終えた田んぼの奥にはいくつかの街の灯り。週末のイベントは楽しかったかい?疲れた身体は癒えたかい?明日は月曜日、歯磨いて寝ろよ。


IMG_0069.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☀| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

第7回コンペ

局2年近い歳月が経っての第7回コンペとなった。地元竹原(たけわら)地区のゴルフ好きが集い結成した「一致会ゴルフ」。一致とは竹原の歴史が生み出した「共同一致の精神」からきている。

気の置けない仲間、という言葉がこれほどぴったりくる人たちもいない。朝の集合から最後の成績発表まで、30代〜70代、大の男が腹を抱えて大笑い。まったく、下心のない馬鹿話は人を幸せにするといういい例だ。都会へ出て感じるのは声をあげて笑う人が減ったこと。腹を抱えて笑い合う仲間がどれだけいるか、その人の現実を突いた本質のような気がする。

〜第7回竹原一致会コンペ〜
優勝/賢治 43-45・88(自己新)NET 74.8


E4B880E887B4E4BC9A-2.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:33| 宮崎 ☀| Comment(0) | golf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Women through Work・ 西米良展

「Women through Work・ 西米良展」開催中です。
 
ギャラリーにひとりで居るとドキドキします ❤️
12月1日(日曜)まで。(金曜定休・11/19〜26 休業)


73095676_1892010674278419_2518050273792884736_n.jpg



75307985_1898129773666509_4176144586214735872_n.jpg



73178730_1898129753666511_1532769829604294656_n.jpg





posted by オガワタカヒロ at 06:42| 宮崎 ☀| Comment(0) | Women through Work | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月08日

二人の古老

の出たがりは自他共に認めるところだが、父はいわゆる、出不精だ。人を誘ってどこかに出かけるなど子どもの頃から見たこともないし、呑み会や会合に積極的に参加した人でもなかった。80の後半で大病をしたことも手伝って、90歳を過ぎると家の敷地から出たがらないようになる。老人にありがちな「テレビがお友だち」ではない。自分が自由に動ける敷地内であれば終日作業もするし、畑仕事もする。どちらかといえば人を避けているようにも見える。

「画壇の仙人」と言われ、76歳の時に脳卒中で倒れてから約20年間、97歳で亡くなるまで豊島区千早町の自宅から出たことがなかったという画家、熊谷守一。文化勲章も勲三等叙勲も「特別お国のためにしたことはない」と辞退。だが描かれた庭の草花や、いつもそばにいた猫は優しく色彩豊かに描かれている。

今朝、父を撮った写真が土門拳最後の内弟子、藤森武さんの写真集「独楽」に描かれていた熊谷の雰囲気に似ていた。居する場所をこよなく愛す二人の古老が、「生き方の手引書」に見えて仕方がない。


08-2.jpg



DSC01366.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:37| 宮崎 ☀| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聖教新聞

日、全国の地方新聞で写真集「上を向いて行こう」を紹介していただきましたが、それをご覧になった「聖教新聞社」の記者さんが東京から訪ねて来られ、取材していかれました。なんと、330万部も発行されている新聞だそうです。母体の規模から想像はしていましたが、それにしてもすごい数です。
 本日、11/8(金)掲載されました。

E88196E69599E696B0E8819E.jpg

posted by オガワタカヒロ at 19:54| 宮崎 ☀| Comment(0) | 上を向いて行こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月07日

原始人夫婦

んなそうだったのかねぇ。スマフォよ、スマフォ。

💦


「明日の朝は『タイマー』を使ってみるわ。いつもどおり6時に鳴るかしら?たのしみ〜」

さて朝。

ピコピコピコピコ!
鳴りだした。

飛び起きた妻は枕元にあったアンドロイドスマートフォンを手で探り、見つけざまにあちこちを押しまくった。奥山の朝6時。外はまだ真っ暗だ。気がついた僕も彼女の動きを眺めていた。

「えっ、えっ、どこどこ?止まらない、止まらない」

そのうちに暗闇の部屋がLEDライトに照らされた。ものすごく明るくて眩しい。

「え〜〜っ、今度はライトがついたわよ!消えない、消えない」

僕も一緒になってあちこち押してみるが消えない。結局、シャットダウンして事なきを得たが、ふたりとも目はパッチリ開いて目覚まし時計以上の効果だ。

「も〜〜、こんな電話イヤ!」

原始人夫婦の格闘はつづく。


07.jpg


上下左右の文字入力がどうにも慣れない。特に十字の右文字が人さし指に隠れて見えん!



posted by オガワタカヒロ at 23:51| 宮崎 ☁| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月06日

居酒屋の大将を誘って

月に予定されていた地元地区のコンペが台風襲来のため延期になった。リベンジは今週土曜。参加予定でいるが、なにせ2年近くラウンドしていない。ティーングランドで空振りしてみんなに爆笑されるならまだしも、リタイヤして迷惑をかけでもしたら事だ。「テスト走行」と妻を言いくるめ、居酒屋の大将を誘ってぶっつけ本番のラウンドをしてきた。

球磨カントリーは無風快晴、気温最適文句なし。筋力が退化したことを素振りをしながら確かめ、「無理をしない」」と心に決めて18ホールを回りきった。48-45の93。2年ぶりにしては大叩きもなく、上出来のラウンドだ。

クラブを握らなかった空白の間に、カップにささったフラッグを抜かずしてパッティングができるようになった。時短にもなるし、グリーンを傷めないし、なにより楽だ。ただ、ポールに当たってインさせられるかもしれないという心理が働いて、強めにパッティングしてしまう注意が必要だな。


IMG_0039.jpg



posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☀| Comment(0) | golf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月05日

自分で感じられる西米良

暮れが早くなった。スタジオのある村所(むらしょ)地区は午後3時半にはそびえ立つ山並みの陰にお陽さまが沈んでしまう。秋のポカポカ陽気が一瞬にして真冬の空気になるのだ。水を求めて谷底に住み着いた先人たちが、いっときの陽射しを追いかけて山頂に作小屋を構えたのもうなずける。

久しぶりに村を南北に走る林道を越えた。村所はすっかり陽が沈み、帳が下りる準備に入っていたのに峠に差し掛かると元気なお陽さまが燦々と光をふりまいていた。1日の間に2度会えた気がして、寒さで縮んだ背骨をを大きく伸ばして深呼吸してみた。アマチュア写真家の人たちに、「西米良のどこへ行けばいい写真が撮れますか」と言われるが、まずはカメラを置いて自分の器官で自分で感じられる西米良を体感してほしい。自ずといい写真は撮れるはずだ。


IMG_0025.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:22| 宮崎 ☀| Comment(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

お互いの親

祝い続きの一日だった。妻の母が88歳の米寿を迎え、いわきの義兄がひ孫たちの七五三のお祝いと合わせて盛大に宴を開いてくれた。娘を1,500キロも離れた九州の山奥に連れてきてしまった申し訳なさと、こんなお祝いにも帰してやれない環境にいることを詫び、米良の桜を額に収めて贈った。

こちらの親は、「西米良村 村制施行130周年記念式典」の功労者として夫婦共々表彰を受けた。

お互いの親が元気でいてくれるありがたさをしみじみ感じる今日この頃。


OPF_4742.jpg


父92歳、母81歳。げんきです。




posted by オガワタカヒロ at 23:30| 宮崎 ☀| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月03日

小さくて大きな背中

勒先生は神様みたいな先生だが、僕にとってそれに近い存在が鬼塚良昭先生だ。84歳の彫刻家。体力の必要なこの芸術にして、小柄な体でバリバリ木を削って作品を生み出す。ある展覧会でご紹介ただき、以来十数年仲良くさせてもらっている。

先生から展覧会の案内が届いたので、宮崎県立博物館の「民家園」へ訪ねた。椎葉村から移築した茅葺の民家が会場だ。1本の幹から切り出したくねくねうねった作品はまさに The ONITSUKA 。年齢を感じさせない精力的な創作活動に頭が下がる思いだ。

でも、先生。彌勒先生は16年先を走り続けています。ますますお元気で僕らに刺激を与え続けてください。小さくて大きな背中を追っかけていきますよ。


DSC01327.jpg



DSC01341.jpg



DSC01322.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:47| 宮崎 ☀| Comment(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月02日

スマフォ記念日

固地になっていたわけではない。電話ごときに、便利だからといって大企業の餌食になるがごとく、わけのわからん料金を加算されて支払うことに抵抗していた。そしたら、なんと、別件で立ち寄った電気屋のにいちゃんが試算してくれたら、今の方が圧倒的に損している。世の中が変わっていた。

ついに26年のガラケイ時代に終止符を打つことになった。

小河スマフォを持つ!

写真のプロなんだから「プロ」を使おう、ってんで、「iPhone 11 Pro」。値段を聞いてびっくらこいたが、誰かが言った「パソコンだと思えば高くない」を思い出して機種は一括購入。またまた村の後輩に「一番お得」とアドバイスを受けて、DoCoMoからUQモバイルに乗り換えた。

倅が「10年の進化を一瞬で手に入れた」と笑ったが、一緒に持ち替えた妻と共にスマフォと延々睨めっこ。


11月2日はスマフォ記念日


DSC01317.jpg



posted by オガワタカヒロ at 23:11| 宮崎 ☀| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月01日

居酒屋「千彩」をオープン

60に手が届く年齢になると、組織に勤めている人はそろそろ引退後の「余生」を考え始める頃だ。意に反して身体はまだまだいける、だが何をしていいものか見当もつかず、まずは趣味でも始めるかと写真を学ぶ人も少なくない(笑)。だが、我々自営業に定年はなく死ぬまで働ける。健康であればこんなに幸せな職業もないものだと、最近とみに思う。

村の同級生、福永淳君は西米良中卒業後、村を出て板場の世界に入り50を過ぎるまである結婚式場の料理長を務めていた。不況のあおりを受けたのか、その会社が倒産。行き場を失った彼は小さな飲食店でお世話になりながら機をうかがっていた。そして今日(11/1)、満を持して居酒屋「千彩(せんさい)」をオープンさせた。店名はふたりのお嬢さんの名前から1文字ずつ取った。

祝い事に何がいいかと、音頭取りの同級生から相談を受けたので、米良の写真を額装して贈ったらどうかと提案すると他の20数名も賛同してくれた。偶然5年前に彼の実家を取り囲むように咲き誇る菜の花を撮影していたのを思い出して福永に伝えると「それはうれしい」とのこと。オープン前の時間におじゃまして「贈呈式」を執り行った。


01.jpg


「菜の花があんまり美しかったもんでね、お袋さんにことわって撮ったとよ。作品としては人の写ってないところを選んだっちゃけど、最初の2枚に元気な頃のお袋さんが写っとった」
「あらぁーほんとじゃ、お袋が写っとる。厨房から見えるように空けておいた壁に掛けるわ」
「ちゃんと仕事しよるかい?って、いつも見とりやるわい」

福永の目にうっすらと涙がみえた。

58歳の再スタートである。

__________________________


居酒屋「千彩」
新富町大字新田16273-1
0983-35-1981
開店夕方、5時。10時ラストオーダー。11時閉店。
水曜定休




posted by オガワタカヒロ at 23:58| 宮崎 ☀| Comment(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台風19号支援販売

真集「上を向いて行こう」の台風19号支援販売は来週いっぱいといたします(11/10まで)。すでに目標の20冊を超えましたが、もうしばらくお待ちしたいと思います。
 ご協力いただいたみなさま、心より感謝申し上げます。


posted by オガワタカヒロ at 06:59| 宮崎 ☀| Comment(0) | 上を向いて行こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月31日

燃え落ちた

き抜けにテレビをつけると画面全体が炎に覆われていた。ただ、どこの何が燃えているのかははっきりわからない。そのくらい火事の規模が大きかった。

沖縄の象徴「首里城」が燃え落ちた。7年前の6月にここを訪れた。復元とはいえ正殿を中心にした琉球時代の歴史を伝える佇まいと、本土では感じることのない独立した様式美に「異国」の空気を感じた。


IMG_4320.jpg


IMG_4310.jpg



震災に豪雨に大火災。オリッピックをやる前にお祓いをしてもらわなければいかんのじゃないか、ニッポンは。



posted by オガワタカヒロ at 23:37| 宮崎 ☀| Comment(0) | 戦う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月30日

新米を厳かに口へ運ぶ

州の奥座敷といわれた時代もあったが、西米良中心部の標高は意外に低い。役場のある村所(むらしょ)地区が200mそこそこ。他の7つの集落で、高い所であっても350mほどだ。東西を流れる一ツ瀬川沿いに水を求め、谷底に人が住み着いたためであろう。

その中にあって、標高640mに夫婦二人で生活している人がいる。僕の3つ後輩の彼はなかなかの働き者で、会社に勤めながら、米、野菜を作り、特に米はその高地にあって西米良一の生産量を誇る。そしてまたこの米がうまい。山中にポツンと一軒やゆえ、水と空気は独り占め。さらに、うまい米を作るために日夜研究を重ねているのだ。愛がある。そりゃぁうまいはずだ。

新米ができあがったと聞いたのでさっそく届けてもらった。こういうものはシンプルに頂くに限る。明太子を軽く炙って塩気を口にすると輝く新米を厳かに口へ運ぶ。なんともいえない新米の香りと適度な粘度。かめばかむほどほのかな甘みと旨味が味覚を刺激する。日本人に生まれてよかった。


30.jpg


人が居住する場所では西米良で最高地。寒暖の差がうまい米を作る。

_20191010_075710.JPG


種は「ミネアサヒ」。

DSC_0099.JPG



posted by オガワタカヒロ at 23:56| 宮崎 ☁| Comment(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月29日

応援するかいよ

・メールのチーズケーキが好物で月に一度は宮崎市からみえるお客さんがいる。70歳を過ぎた方だがお元気で威勢がいい。温泉に浸かって食事をし、うちに寄ってデザートのチーズケーキセットを召し上がるのがルーティンのようだ。

支援販売の写真集が欲しいと村のお客さんがみえた。いわきのこと、妻が出身のこと、水のことなどを伝えると1冊購入されて帰られた。しばらくすると、

「おい、俺もよ。その支援ちゅうのをするわ。奥さんがとこが福島とは知らんかった。大変なことになっちょるね」
「わーっ、ありがとございます。1冊で...、サインはどんげします?」
「うんにゃ、本はいらん」
「いらんとですか」
「うん。俺が写っちょらんかいよ、いらんわ」
「やっいや〜(笑)」

妻も一緒になって大爆笑。そしてポケットから千円札を2枚出して、「応援するかいよ」と。

うれしいね。


DSC01315.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:58| 宮崎 ☀| Comment(0) | 上を向いて行こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月28日

上を向いて行こう

刊を安売りするのは掟に反しているが、思いがそれを上回ったのだから仕方がない。

台風19号が妻の里「福島県いわき市」の夏井川を氾濫させた。平(たいら)浄水場は水没し運転を休止。ピーク時は市内の約45,000戸が断水していたが、2週間ぶりの昨日(日曜日)完全復旧され、多くの方々の生活が日常に戻った。

2,000キロ離れた九州の山奥からできることは・・・。3年前の熊本地震の折、写真集販売で得た収益を全額支援金として送ったが、多くの方の力を借りて作り上げた写真集を発刊から3ヶ月で「商売」せずに販売することは、自費出版ゆえ資金回収に影響が出るということ。迷いに迷った。だがやっぱりこうしたい。

その呼びかけに賛同してくださったみなさんに着々と本が届いている。西米良の若者が「上を向いて行こう」と呼びかけながら日本中を駆け巡ってほしい。


28.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:32| 宮崎 ☁| Comment(0) | 上を向いて行こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月27日

西米良スカイトレイル

5回 西米良スカイトレイルが開催された。雨の印象が強い大会だが、今日は秋晴れの快晴。プロアマ問わず自己の限界に挑む過酷なレースで、ステキな何かを得たに違いない。

地元に住む者からすれば、とんでもないコースをとんでもない時間で走り抜くトップ選手の心臓と体力はどうなっているのかと不思議に思うくらいだ。とにかく、谷底から山頂までの高低差、約1,500m。あの市房山(1722m)を駆け上がり駆け下りるのだから始末に負えない。鍛え上げると人の体力は果てしなく高みを目指すものなのだろう。

僕はといえば縁側から高みの見物。拍手しながら「ガンバレ、ガンバレ」を連呼する。(すまんねぇー)という気持ちと(よーやるわ)という気持ちが入り混じる。

先頭から30分ほど過ぎたところまで応援したが、体型の変化に興味深いものがあった。カモシカのような鍛えられた細いふくらはぎと、体脂肪一桁と思われる人が先頭集団。時間が経つにつれて体型が丸みを帯びて、ふくらはぎに脂肪が付いてくる。絵に描いたような変化に自然界の動物たちを重ね合わせてしまったことはいささか失礼か。

週末は閑古鳥が鳴く商店街も歓声で賑わった。人が集まることは過疎地域にとっての貴重なタンパク源。村民総出の大会が長く続くことを祈りたいものだ。


DSC01306.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:10| 宮崎 ☁| Comment(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月26日

鎌で枝を切り落とす

京時、撮影の仕事帰りに持ち帰るものは、服に着いたほこりか、ロケ先で買ったお土産がせいぜいだ。何でも揃う大都会だが、お金がなきゃ手元にはなんにも入ってこない。

棚田を撮影させてもらったお宅にたわわに実った柿の木があった。小ぶりだが大豊作。柿好きにはたまらない秋の眺めだ。

「できたら、柿。いくつかわけてくれんかね?」
「ええよー、持って行きない」
「わーありがとう」
「でもちぎるのがめんどくせーなぁ・・・。よし、枝ごと切ってやるから」

そう言いながらバッサバッサと鎌で枝を切り落とすと「ほれ」と渡してくれた。

お金はないけど、希望が叶う。今日の土産は枝付きの柿。いいねぇ〜。


OPF_4715.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:25| 宮崎 ☁| Comment(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

想像力が必要だ

た追い討ちの大雨。千葉県や茨城県の河川氾濫の映像が映し出されると言葉もなくなる。いわき市の水が不足している場所には甥っ子たちも参加して毎日給水車を走らせ、生活用水を配水しているようだ。

宮崎は穏やかな快晴。被災地域、災いを被った方を想うには少しばかりの想像力が必要だ。「ひとごと」ではないことを自分の地域と重ね合わせてみると、どれだけの苦しみの中でこの大雨を受けてしまったのか推測できる。支援もその「心」が必要だと思う。

__________________



支援販売にご協力いただく方が村内外からご連絡をいただいています。こころより感謝します。ご支援は必ず被災者の生活再建に役立ててもらうように伝えます。

image2.jpeg



73066643_1885924554887031_6349974280867938304_n.jpg




posted by オガワタカヒロ at 23:55| 宮崎 ☁| Comment(0) | 上を向いて行こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする