2016年08月31日

「すき間」のある印象

が変わるというより、季節が変わるイメージの強い今日と明日。7月から8月は「つながっている」感じだが、8月から9月はずいぶん「すき間」のある印象だ。

というわけでギャラリーの写真も入れ替えた。今月も朝の散歩撮影 続編。毎回気に入ったものを掛けているはずだが、1ヶ月も見ていると自分が飽きてしまうのと、だんだん足りないところが気になって、見て見ぬ振りをするようになる。この現象が起きはじめると末期だ。

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先日お買い上げ頂いた方から「家に掛けたら感動がいっそう増しました」とお電話を頂いた。作品が1,000キロほど先へ行ってしまったが、「これからがお前のひとり歩きだ、米良人の心を伝えてくれ」なんて浪花節的気分で伝心した。

ここ数日の涼しさで風邪をひいた。ぼんやりするので夕食を済ませて検温すると、37度5分。まさに季節の変わり目、みなさまもご自愛のほど。


posted by オガワタカヒロ at 22:48| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

オンエアは10月19日水曜日

風の影響だろうか、昨日今日と急激な気温の変化で喉がいがらっぽい。「喉スプレー」をしながら季節を感じる8月も、残り二日。

実はこの取材のお話をいただいたのは今年の4月だった。宮崎県から熊本県を横断する国道219号沿いの美味しいお店を紹介するという企画。ラ・メールの「チーズケーキ&珈琲」が美味いという噂は山を下って平地にも届いているらしく、「ぜひ取材を!」「どうぞお待ちしています!」と予定を組んでもらったが、4月14日の大地震でペンディングになったままだった。

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そして本日、ようやくその企画を再開することになって、アナウンサーの宇田川紗稚さんとスタッフのみなさんがカフェにお越しになった。

今日の主役は妻。「私は出なくていいから」と苦手なおしゃべりを気にしていたが、チーズケーキと珈琲を紹介してもらうのに君が出ないわけにはいかんだろう。

かくかくしかじか、とふたりがおしゃべりしているところに、外で撮影を終えた小河がライカM6にテレエルマー135mmを装着して登場する。

😃


気心の知れたみなさんとの楽しい時間でありました。「わけもん!GT」( mrt 宮崎放送)オンエアは10月19日 水曜日、夜7:56分放送。忘れなければ観て、寄ってください。

posted by オガワタカヒロ at 23:52| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | la mère | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

野生のほおずき

とえば家庭菜園でスイカが実ったとか、家の前の川で鮎がたくさん獲れたとか、本来であれば八百屋であったり魚屋であったり、つまり、しかるべき場所でしかお目にかかれない物が自分の日常に現れると、得も言われぬ喜びと驚きを感じる。

山の中で撮影していると朱色の実に目がいった。近づいてみれば、なんと野生のほおずき。近年西米良で盛んに栽培され始めたほおずきだが、連作障害や土壌の研究など様々な要素をクリアしなければ育たないと聞いていた。ナスやキューリを育てるのとはわけが違うはずなのに、あたかも昔からそこに居続けているような佇まいだ。

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夕方、そのほおずきと柚子栽培のスペシャリスト、中武ファームの洋文君が長男の太郎君を連れて遊びに来てくれた。来年に向けての土壌整備がもう始まったと聞くと、ますますこの野生ほおずきの貴重さに驚いた。

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そんな話をしながら彼に頂いた青柚子を使った料理を肴に一杯やる。今朝はこの夏一番の涼しさ。プロの畑もほおずきから柚子に変わって、そろそろ夏にさよならだ。



posted by オガワタカヒロ at 23:59| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

ヒヤヒヤしながら

会で遅くまで酒を呑むと「終電」を気にしてソワソワするし、地方の市や町では「代行」を待たせてヤキモキする。ところが西米良には深夜のタクシー運行がないので漆黒の闇を自宅まで歩くか、家族に迎えに来てもらうしか帰宅の方法は無い。よって、既婚者は「妻の機嫌」にヒヤヒヤしながらお迎え要請コールをする。ここですっかり酔いが覚める者もいるがそれはそれで仕方のないことだ。

夕べ後輩と遅くまで呑んだが、迎えに来た彼の奥さまの車に便乗させてもらったので家へ帰ることができた。家人が疲れ気味だったから大いに助かる。ありがとう。

車をスタジオに置きっぱなしだ。散歩の距離を伸ばして車を取りに村所(むらしょ)までの 2.5キロを撮りながら歩いた。日曜の朝は休日の空気が漂って平日のそれとはまた違った趣がある。途中の大王グランドで消防団の練習を見たり、鮎の様子を道路から覗き見しながら歩いた。「見る」というより風景から「来る」エネルギーを感じてレンズを向ける。これが自然な撮り方だと思う。

おかげで2日目の酔いもすっかり抜けて清々しい朝を迎えることができた。


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posted by オガワタカヒロ at 23:28| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

お隣に迷惑だぞ!

どもが小さかった頃、「米良に帰ってくると大きな声を出しても叱られないから嬉しい」と言ったことがあった。マンション住まいの壁一枚隔てたお隣の部屋には子どもの声が鋭く響くので「お隣に迷惑だぞ!」が口癖になっていた。

散歩の帰り道に父の様子をうかがおうと隠居へ寄った。持ってきた新聞を渡すと丹念に読み始めたが、しばらくして近くで遊んでいる子どもの大きな声に気がついた。

「おっ、上の家に孫が来とるな。兄弟で元気なもんじゃ」
「子どもの声が聞こえると明るくなるね」

近所のお宅に村所地区に住んでいるお孫さんが遊びに来ているようだ。彼らの住む地区は村の中でも「都会」であり、お隣が近くて密集している。おそらくこれだけの大声を出してしまえば、例の「お隣に迷惑だぞ!」と父親に叱られるはずだ。

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外へ出てみると、お爺ちゃんの唐辛子畑に入って大騒ぎしている。2人ともシャツを脱ぎ捨て上半身裸ん坊。「写真を撮らせて」と言うと慌ててシャツを着て、照れながらも肩を組んで写真に収まってくれた。

農村地区竹原ならではの恵まれた環境だ。


posted by オガワタカヒロ at 21:52| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月26日

第21回串間市美術展

崎県の最南端に位置する串間市から「第21回串間市美術展・写真部門」の審査を依頼された。写真と出会い、少しでも上達したいと励まれたみなさんの作品を審査するのだから責任重大だが、教育委員会の方が熱心にご案内いただくのでお受けすることにした。

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↑ クリックすると美術展の詳細にリンクします。


募集要項はこちら → 第21回串間市美術展開催要項

応募資格 は串間市・日南市の在住者・出身者・在勤者・在学者(高校生以上)となっています。ベテランはもちろん、若い人の作品が観てみたいです。高校写真部の授業も行ってきましたが、僕らには無い感性を楽しみにしています。

それからこれ、実現すると嬉しいのですが。小学1.2年生の時に村所小学校で担任して下さった串間市出身の先生がお元気だと聞いていましたので、会えるかもしれません。お会いできれば47年ぶりの再会。どうでしょうか ^^

posted by オガワタカヒロ at 22:35| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月25日

輝く美の巨匠たち

覧会の期間は長い方がいいに決まっているが、観覧する方は「いつでも行ける」とのんびり構えてしまう。結果ギリギリになって慌てて出かけるというパターンだ。宮崎県立美術館で開かれている「輝く美の巨匠たち」もそうなってしまったが、なんとか滑り込んで観覧してきた。

ウッドワンという総合建材メーカーが所蔵する美術品の中から80点を厳選して展覧する。作品は多岐にわたり、洋画、日本画、年代も1877年制作の橋由一から1993年の森本草介まで幅広い。超有名作品の岸田劉生「毛糸肩掛けせる麗子肖像」や、2003年にちょっと話題になったゴッホの「農婦」、横山大観、藤田嗣治、東山魁夷、などが並ぶ。

2時間半ほどをかけて観た。作家が多いので腰を据えると1日掛かりになりそうだが、時間が許さず仕方がない。ヒントにつながる事も多く感じることができた。大都市に比べて大家の作品を観覧する機会は少ないが、28日(日曜)が最終日。できるだけお出かけになられては如何だろうか。

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キャッチコピー(日本の美に出会う夏)が、先日の西米良名刀展(西米良で名刀に出会う夏)と同じなのが気になる・・・


ひとつだけ。
大きな声で立ち話をする人や、作品を観ながら笑い声をあげる観覧者があまりにも多すぎる。悲しいことだが、こういった環境で作品を観るルールに慣れていらっしゃらないのだろうか。観覧者の一人が我慢しきれず注意する一幕も。しかも所々に立っている監視の女性が気がつかない。「そこの人たちの話し声がうるさいでしょ?注意してください」と促すと、びっくりして「わかりました」と立ち上がったがすぐには声を掛けられず戸惑っていらっしゃる。美術館と関わった仕事もさせていただいている身、少しずつでも細かな部分からの見直しが必要な気がする。

posted by オガワタカヒロ at 22:43| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

夏花

年の台風は日本の西半分を忘れているような進路で、関東から東北、北海道を狙い撃ちしている。毎朝撮影していると田んぼの稲や夏花が被害なくすくすくと育っていて嬉しい反面、妻の里の被害も気になり複雑な今年の気候だ。

夏花といえばこの三つが特に目に付き美しい。朝の花は生き生きと見えるし、自分もその気分で歩いているので「気が合う」らしくいい表情をしてくれる。自宅に置いたドライボックスからカメラを取り出し、どのレンズにするか悩み、ISO感度、WBを確認して出かけるルーティンはなんともいえない贅沢な時間だ。



毎日というのは同じことを「繰り返す」という意味ではなく、「重ねる」という意味だということが撮り終えた写真を見て強く感じる。


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2016年08月23日

大王様

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黒の闇に忽然と浮かび上がる空間。初めて見た人は宇宙船でも不時着したのではないかと思うくらいの光景だ。もともとこの宮の瀬地区大王は、その名が示す通り王様が居た米良の源と言われている所で、子どもの頃は出土する土器を拾いに出かけたものだった。

その頃は今のような道路もなく、畑が広がる長閑な場所だった。ところが昭和46年8月30日に襲来した巨大台風23号によって山の頂上付近から崩落が起こった。泥流は一ツ瀬川を堰き止め、その後堰が決壊。下流の宮の瀬地区住宅が危うく根こそぎ流されるところだった。

そんな事ももう45年も昔の話。土器を拾った大王地区が今ではグランドに姿を変えて、ソフトボールの試合に熱中する人たちの声が響く。

ここを治めた米良の大王様もさぞかし驚かれているだろう。


posted by オガワタカヒロ at 23:46| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

真面目な印象のふたり

どもの成長を客観的な立場から眺める機会に巡り会うと、嬉しいというより我が子を一人の「人」として認識する気分になった。子離れ、とはいかないまでも嬉しさ半分寂しさ半分的心持ちだったのだろう。

先日、西米良中学校で行った「雑誌作り」を作文に綴った3年生の作文が地元新聞で紹介されていた。クラス7名のうち女子はふたり。活発でおもしろ君の男子に比べると、大人しく真面目な印象のふたり。女子の数は増えたり減ったりあっただろうが、保育園からずっと顔を合わせて成長してきたその距離感で過ごす村での生活もあと半年。二人にしかわからない二人しか知らない日々を大切な財産にして未来へつなげてほしい。

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2016年08月21日

地域に溶け込む作品

の流れを感じるのは今に始まったことではないが、「たこらさるく」からもう1年が経とうとしている。去年の今頃は台風15号の直撃を受けたアート作小屋が倒壊してしまうのではないかとビビっていた頃だ。紆余曲折を地でゆく経緯の後、無事に作品が完成。大野、杉原、小河が手に手を取って喜ぶと、菊池さんをはじめとした美術館スタッフのみんさんが涙を流して拍手を贈った(盛りました)。

その3回目となる「わがまち」いきいきアートプロジェクトが、宮崎県高原町内の2ヶ所で開催されている。今年はスタートが早く、制作期間も本日で終了とのことで会場のひとつである下後川内多目的集会施設周辺を訪ねた。

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真っ黒に日焼けした美術館スタッフの木村さん、菊池さん、清水さん、藤田さん、道子さん、が笑顔で迎えてくれて、打ち上げをした時以来の握手で再会を喜んだ。あちこちから写真を撮って、今年の作家の一人、松下太紀さんを紹介してもらい色々とお話をうかがう。

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トレードマークのモヒカンをなびかせながら、表現について熱く語る目は純粋そのものだ。昔から「青」が気になって仕方がない性分で、今回もその色を岩や石に塗り込んで表現したのだという。

このプロジェクトには芸術家然とした人は向かない。作品を完成させる前に人としての行いや思考を試されるからだ。縁もゆかりもないない土地に舞い降りて自己表現をあからさまにするのである。土地を知り、人を知り、文化や歴史を知らなければ地域に溶け込む作品は到底生み出せない。

9月1日から30日まで作品展示期間。
問い合わせ:宮崎県立美術館 0985-20-3328


posted by オガワタカヒロ at 22:50| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

牧光輝リサイタル

「熊本にはしょっちゅう行きますよ」と西米良に詳しくない方にそう言うと驚かれるが、熊本県境まで車でわずか15分。さらに10分で峠を下れば熊本県湯前町へ入る。

舜がピアノを教わったのも湯前町の先生だった。その教室を多くの生徒が巣立っていったが、プロの演奏家になったのは「牧 光輝」さんだけではなかろうか。音楽大学を卒業後、フランスへ留学して帰国。現在は熊本市で活動している。日本風に言えば舜の「兄弟子」にあたるし、中学時代教えを請いにレッスンを受けたこともあった。

その牧さんのリサイタルを熊本県あさぎり町で聴いた。3年前に亡くなったお母さまに捧げる曲の数々で多くの聴衆を魅了した。

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このところジャズピアノオンリーだったせいもあって、久しぶりにクラッシックの巨星が書いた楽譜の音に感動しっぱなしだった。

何を志してもそうだが、いろいろ手を出すより一つのことに対して真摯に向き合い、極めることがすべてのような気がする。

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2016年08月19日

世界写真の日

校野球で言えば外野の球拾いレベルだが、ライカを手にして3ヶ月、Mマウントレンズの素晴らしさをまざまざと見せつけられている。40年写真を撮ってきて35mm判の力量は重々分かっていたつもりなのに、ここへきてまた勉強させられるとは写真はほんとうに奥深い。

連載「撮らずにおられん!」(毎日新聞・宮崎面)の第2回が掲載された。今回は、43回続く「やまびこ花火大会」の舞台裏を支える山師さんたちのご苦労を、写真と文章でお伝えした。2008年から4回開催した西米良芸術祭でも常に先頭に立って協力してくれた田仲一成君たちのことだ。

経験上現像したネガを見るだけでだいたいの様子は分かる。濃淡美、精細性、描写力、いずれも一級品だと見分けがついた。レンズは Biogon T* 2/35 ZM 。レンズを覗き込むと果てしなく透明に近いガラス玉にまずは驚き、撮れた写真は文句のつけようのない描写力。開放値では存在を示す空気感を、絞れば現実以上に美しく鮮明に映し出す。

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製造はMade in Japan(コシナ製) 写真を世に広めたフランスのダゲールも、これを見たら腰を抜かすだろうなぁ。本日8月19日は、世界写真の日


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【夏休み編】明日、あさってまで続きます。


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2016年08月18日

リハビリ

省していた人たちもほぼ村を離れ、また現実の世界へ戻っていった。在京時代、休み明けの帰京後に乗る満員電車や車の渋滞に慣れるのに1週間はかかった。アシスタント君に「しばらくリハビリ中だからよろしく頼む」と言って仕事をしていたのを思い出す。

今はそんな人たちを迎える立場になっているが、休暇で得た家族との団欒や、村での時間が都会生活の活力になっていることを想像したい。そんなわけで混み合うこの時期は毎日通っている温泉へ行くのを控えている。一人でも地元の人間が遠慮すれば来村のお客さんや帰省客に余裕が出るのではないかという地元愛だ。とは言うものの、毎晩貸切に近い状態でお湯に浸かっているので、混み合うのがどうも苦手という気持ちがないではない(笑

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10日ぶりの温泉はやはり最高で、家の風呂上がりとは雲泥の差があった。あり得ない話だが、身体へのお湯の浸透率が大幅に違う感じ。シャワーでは表面を洗い流すだけだが、温泉のお湯はジワジワと皮膚から筋肉へ染み込んでくる。良質な栄養が筋肉の細部まで行き渡り、こちらのリハビリは一晩で完治した。


posted by オガワタカヒロ at 22:57| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

生臭いスイカ

緒にしていたが今年はスイカを育てていた。実を結ばなければさらに内緒のままだったが、7月にゴルフボールほどに育った小玉を見つけた。地面と接する面が湿って腐らないように蔓を上に上げて果実が浮くようにセットした。

スイカはとりわけ好きだ。子どもの頃からずっとその "好き度数" は変わらない。父が「お前をスイカの出る席に連れて行くのが恥ずかしかった」というくらい、そこかしこの皿に出たスイカを食べ尽くしたらしい。

ソフトボールほどに育った姿を見て「頑張れ!ドッジボールまでもう少しだ」と言い聞かせていたのに・・・今朝見たら・・・。

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風通りが悪かったのだろうか、日当たりが悪かったのだろうか。いずれにしても自分で割れた。



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ところが今朝食べたそのスイカの味といったらなかった。人様のスイカを食べ尽くした幼少の記憶がよみがえるくらいの懐かしい味。あの生臭いスイカだ。

収穫する前は割れたスイカに笑われているようだったが、割れたわりには丸く収まった。


posted by オガワタカヒロ at 22:42| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

お父さん、なんかおる

は僕が子どもの頃しょっちゅう山へ連れて行ってくれた。母に二人分の弁当を作ってもらい、ナップサックにバナナやみかんを一緒に入れて山を登った。

森に入ると聞いたこともない音があちこちから聞こえてくる。鳥の声は聞き慣れていたが、動物の声や、時には得体の知れない声とも何とも聞き分けのつかない音に恐怖を感じた。今思えば何かが居る「気配」とでも言うのだろうか、動物でもない、鳥でもない、でも何かが居そうな気配。

お昼の弁当を広げて食べ始めると、またその気配を感じて恐くなる。「お父さん、なんかおる。ガザガザ音が聞こえるもん」「なんもおらん。風じゃ、風じゃ」。おかげで山の食事は何を食べたか思い出せないくらい緊張した。

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森の中を撮影していると今でもその気配に気を奪われてしまう。特別なエネルギーが自分に向けられているようで撮らずにいられなくなるのだ。

会話の相手は人だけではないのだと思う。


posted by オガワタカヒロ at 22:53| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

負けてねぇが、勝ったが

オオリンピックが熱い。体操、柔道、卓球、種目を問わず好成績ラッシュで、国民もずいぶん勇気ずけられている。競技の内容はもちろんだが、選手の見せる喜怒哀楽の表情がいい。才能を見出された幼少期から、鍛えに鍛えた肉体と精神から放たれるエネルギーは、この域へ到達した人しか持ち得ないものだろう。

愛ちゃんや佳純ちゃんを見ると、昔かじった卓球がすごく上手くなれそうだし、任侠映画を観終わった人とさほど変わりない心境だ。

電話が鳴った。同級生の義郎からだ。
「試合観とったから電話できんかった。勝ったな」
「勝った?負けたろうが」
「負けてねぇが、勝ったが」
「負けたって。おれも観とったが」
「日南ど」
「卓球じゃろ?」
「高校野球って」
「リオって」

テレビ桟敷も忙しい夏だ


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posted by オガワタカヒロ at 22:44| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

盆まわり

「毎日暑ちぃども雨が降らんでよかったわ」

伯母の初盆(はつぼん)にお参りすると、迎えてくれた "いとこ" たちが声をかけてくれた。座に案内され、そうめんと酢の物に「運転なら『ノンアル』じゃね」と冷えたビールもどきで喉を潤した。村では「盆まわり」といって初盆を迎えたご家族を訪ねるが、付き合いの広い人は10軒以上もお参りすることもある。

一緒にお参りした父が、先に亡くなった伯父の若かった頃を思い出して話を始めた。いとこたちも60歳を過ぎているが、初めての話に頷きながら聞き入っている。


伯父や伯母に会えたような、おだやかな、おだやかな、お盆の日。


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posted by オガワタカヒロ at 22:51| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

俺はここがふる里だ

愉快な朝だった。散歩撮影の帰り道に隠居へ寄ると、

「新聞、ミヤニチ持ってきてくれた?」
と母が矢継ぎ早に質問してきた。
「西米良で大事件が起こっとるげなが。出納係が悪りぃことしたって」
「ちょっと待て、なんのこっちゃ全然わからん」

家に戻って「西米良村 事件」で検索すると「西米良村職員が1800万円横領」とトップで出てきた。後はみなさまご承知のとおり。


地元の恥をさらけ出すほど切なく、悲しく、情けないことはない。恋い焦がれて、一生で一回の決断だと覚悟を決めて帰郷した。精一杯丁寧に、ここで生きてゆくことを誇りに感じて写真を撮っている。


君にこの気持ちは理解できないだろうが、俺はここがふる里だ。逃げることも隠れることもできない。

村もすべてを根底からやり直す必要がある。


米良人の心意気をみせる格好の機会じゃないか。やるぞ。ほんものはこれから、これからだ。


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霊峰、市房も今朝は霞がかかっとる


posted by オガワタカヒロ at 23:45| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月12日

黒龍「しずく」

を覚えたのは上京して迎えたハタチの頃(笑)。血筋もあって周りの仲間が酔い潰れるのを尻目にいくらでも飲めた。だがせっかく九州から出てきたのに1980年代は空前の焼酎ブーム。うまい酒を覚えようと江戸っ子に憧れたが、それが叶ったのは10年ほどして起こった吟醸酒ブームから。独立して経営も安定すると「日本吟醸酒協会」に誘われて入会。年に2回、今はなき赤坂プリンスの鳳凰の間だったか、なんだか、だだっ広いホールで開かれる利き酒会に出席し始めてすっかり日本酒ファンになった。

こんなことをあちこちの仕事先で言うものだから、先方のみなさんが良くしてくださり、幻の酒やら限定酒やらを頂く機会が増えてますますのめり込んだ。ウワバミが遺伝しなかった息子も日本酒なら好きだというので、帰省最後の夜に虎の子の黒龍「しずく」を開けた。年に2回、6月と9月にしか出ない限定品。

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「香りから味からよ〜〜く覚えておけよ。もう飲めないかもしれんからな」と色々うんちくを並べて二人で飲んだ。音に例えたり、写真に例えたり、最後の晩餐をおおいに楽しめた。

なんでも好きな事は続けておくもんだ ^^

昨年福井での撮影後に頂いた、獺祭「麿 その先にへ」。もうこの辺りまでくると「不味さ」を見つけようなんて気が起きなくなる。

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posted by オガワタカヒロ at 22:53| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

米良ん水

まにはお墓参りしてますか? なんて偉そうに言えた義理ではないが、婆さんや爺さんたちの顔を思い起こせば、「ちょっと顔を出してくるか」という気持ちになる。動機が何であれ先祖に手を合わせるとこを怠ってはいけない。最近思うけど ”ちゃんと見られている” 気がする・・・ >_<

「盆前に参ってきたいけど、お前、今日時間ないか?」

父がこう言う時は「時間を作って婆さんも一緒に連れて行ってくれ」という意味だ。「なんとかするよ」と答えて急遽墓参りに行くことにした。我が家の本家は当然米良から出た一族だが、少し事情があって高鍋(宮崎県児湯郡)に墓がある。

自分の車でクーラーは使わない。外に出た時の温度差でいつまでも気持ちが悪いのと、くしゃみが止まらくなるからだ。しかし「熱中症になったらお前のせいど」と言われては使わざるを得ない。快適な車内に(こんなに涼しいのか)と変な関心をして山を下りた。

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母が「米良ん水を汲んで来たからね。気持ちいいじゃろー」と言いながら墓石に水をかけ、球磨焼酎を供えて、温泉で求めたほおずきを榊と一緒に添えた。父は墓石に刻んだ名前を見ながら、ひとしきり故人の話をしてくれる。

かけた米良の水が今日の暑さですぐに干上がってしまった。

美味しい水で先祖の喉も潤ったことだろう。


posted by オガワタカヒロ at 22:52| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

テレエルマー135mm

イカを手にしたら交換レンズの多さに驚いた。今でも共通のマウントを採用していることから、80年前に作られたレンズでも使えるし、ライカを手本としたメーカーが同マウントを介して使用できる多くのレンズを作り出している。そんなレンズに遭遇したら最後、あちこちから情報を収集して頭の中に新旧のレンズが飛び交い「欲しい、欲しい、買え、買え」と呟く。おそろしい現象だ。

1960年代後半製造のテレエルマー135mm F4 を買った。仕事で必要なのだからやむを得ない。

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ご存知ない方が疑問に感じるレンズの交換。一眼レフならレンズが捉えた画をプリズムを通してファインダーで確認できるが、レンジファインダーカメラはそれができない。ところがライカのファインダーにはブライトフレームという今装着しているレンズに合わせた画角がファインダーの中に現れて実際に写る範囲を知らせてくれる。しかし、35mmレンズを基準にしたファインダーの広さから望遠135mmレンズの画角を導き出すため、フレームが小さくピントが合わせずらい。

ライカに詳しい先輩諸氏に「ピントをしっかり合わせられるか。まずは早急に試し撮りを」とアドバイスを受けたので早速テスト撮影してみた。現代のカメラならオートフォーカスでちょちょいのちょいのピント合わせだが、そうはいかない。ピントの山を探しながら慎重に合わせた。

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心配していたM6との相性もよく、思ったほどの狂いはなかった。描写力は柔らかくシャープ。黒から白へのトーンもいい。

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散歩で撮っている写真もすべてニコンの単焦点マニュアルレンズ。被写体のどの部分にフォーカスしてピントを合わせるか、少々時間と手間はかかるが以前よりレンズと自分との仲が良くなった気がしている。
 
posted by オガワタカヒロ at 22:55| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

難儀な話

人から新米を頂いた。いわゆる超早場米と言われるお米であろうか、透き通った一粒一粒から生産者の思いが伝わってくる。米良の水をさらに浄水して炊き上がった銀色のご飯は、なによりのご馳走だ。

朝の散歩撮影は毎日コースを変えて撮っているが、どの道を歩いても蒼々と輝く稲を見ることができる。平地に比べると2ヶ月遅い成長に、刈り入れてすぐに食べ比べができるのなら試してみたい気持ちになる。しかし、この地形で米を作るのだから難儀な話だ。急傾斜を開墾して作り上げた先人たちの魂を伝えるためにも、絶やさないためにも、稲作を続けていく農家には人知れぬ苦労がある。

穂に花が付き始めていた。黄金色に輝く稲穂が刈り入れられる10月には、2度目の新米を頂ける食の二毛作に心も弾む。

残暑厳しい本日、息子帰京せり。

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posted by オガワタカヒロ at 23:31| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

川床でお昼を食べよう

かった帰省が終わり、明日息子が東京へ戻る。「舜が行く前に『川床』でお昼を食べようかね。お母さんがご馳走するよ」1週間あれこれ動きがあって両親と一緒に食事をしたのは初日だけ。「ご馳走」という言葉で僕ら家族を誘い出そうとしたのだろう。気がつかず悪かった。

温泉施設近くに併設されている「西米良 川床」は、今まで見向きもされなかった小さな谷橋の下に設置した食事処だ。蝉の声と猛暑を癒す清流の音が、9品入ったお弁当をさらに美味しく演出する。

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「東京の友だち連れてきたら驚くだろうなぁ」
「ここへ来るまでのプロセスも加味されて価値観まで変わるだろうな」


緩やかに吹いていた風が少し強くなって、風鈴のねが心地よく響きはじめた。

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・予約制です。前日のお昼頃まで、0983-41-4126 「西米良温泉 ゆた〜と」へお問い合わせください。


posted by オガワタカヒロ at 22:28| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

ありがとう、菜夏さん

省ライブは必ず雨が降る、というジンクスがくつがえされた。猛暑は今日も続いて(夕立が欲しいくらいだ)と贅沢を呟く。5時の開場と同時に予約されていたお客さまが次々に入ってきた。「東京のライブハウスは小さな小屋ばかりだから20人も入れば満員なんだけど、今日はそれ以上のお客さんだ、気合入るなぁ」とサックスの菜夏さんと最後の打ち合わせをしながらステージへ向かった。

ラ・メールをオープンして5年。舜が弾くライブも9回を数える。写真業界にデジタル時代が押し寄せてフィルムラボを廃棄したのが6年前。だだっ広いスペースを何に使おうかと開いたのが珈琲を飲める喫茶スペースだった。元々ギャラリーとして機能はしていたが、お客さまがさらにゆったりと鑑賞できるようになった。その後アップライトピアノを自宅から運び込み、息子が帰省するたびにライブを開いている。

森山菜夏さんと舜は村所小学校時代同じ教室で学んだことがある。当時1クラスとしては人数が足らず「複式学級」として2つの学年が一緒になった。そんな昔の事を思い起こしながら息の合った演奏を聴いた。

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小さな村から巣立った二人が大きな夢を抱いて未来へ向かう途中、音楽で村の人たちを楽しませている。

時代が巡れば人も長ずる。

親として子どもたちの成長を確認できたが、我々もこれからこれから。しっかり背中を見せて生きたいものだ。

ありがとう、菜夏さん


posted by オガワタカヒロ at 23:57| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小河 舜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

花火が写真に撮れると?

43 回目というから始まりは1973年の計算になるが、2010年の口蹄疫事件で一度中止になっているので第1回目は1972年、昭和47年と記憶している。

それまでの「祭り」といえば神楽を奉納する12月の大祭がそれだった。だが小学5年生の時に始まった「夏の花火」は半袖で出かけられるし、友だちと回る夜店の数も神楽の時とはずいぶん違った。思い出したように真上に上がる大輪を見上げて「きれいやね」とつぶやいたが、気になるのは買ったばかりのかき氷だ。

中1で写真に出会ったが教えてくれる人は誰もいない。「もっと写真が知りたい!」学校の勉強そっちのけで写真雑誌を買い込み「独学」に勤しんだ。どうやら花火の写真は難易度の高い撮影のようだ。「じゃぁ、それに挑戦する!」中3の夏休み、同級生をアシスタントに従えて役場近くの高台に三脚を構えて撮った。

漆黒の闇に咲く極彩色の大輪がL判プリントの中で踊っている。「花火が写真に撮れると? 夜やとに? スゲ〜〜!」学校で友だちに見せると一躍ヒーローになった。

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今夜の花火が終わってSNSをのぞいてみた。訪れた見物の人たちが色々な場所から「やまびこ花火大会」の写真をアップしている。スマフォの画面を指先でひと押しした写真は、僕が苦労して撮影したあの時の写真より遥かに美しかった。


posted by オガワタカヒロ at 23:46| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

変わっていきますね

店街の提灯に明かりが灯った。夏の大イベント「やまびこ花火大会」を明日に控えて村中がなんとなく忙しない。会場になる村所地区(むらしょ)を中心に、東西南北に走る国道脇には駐車禁止のコーンが並び、見物客を誘導する看板があちこちに立てられた。

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先月の28日の夕方から「ふるさと研究会」、通称「ふる研」のメンバーが集合して提灯を吊るしてくれた。20代〜30代を中心にした村の若者の組織で、様々なイベントを積極的に行っている。

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(7月28日撮影)

10年前にはクリクリ坊主で中学校に通っていた子が、村に戻ってイベントの舞台裏で貢献する姿はなかなか美しい。作業を見守る40代の先輩がいた。13年前、村の20代を撮り下ろした「若者図鑑」で被写体になってもらった人だ。

「俺たちの出る幕じゃねぇてすけど、一応『ふる研』のメンバーですから・・・(笑)」
「村外から移住した若い人が増えて、知らん人も沢山おるね」
「ですよ。だんだん変わっていきますね、西米良が・・・」


posted by オガワタカヒロ at 22:26| 宮崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

しょげ返る

の子を育てる喜びは、自分が経験した遊びの時間を共に楽しみ、伝えられる事に尽きる。キャッチボールに始まり、サイクリング、クワガタ捕り、川遊び、ハタチを過ぎれば杯を酌み交わす事もその一つだ。

在京時ゴルフに狂ったことは前にも書いたが、練習場にもずいぶん通った。「大人になったら一緒にできるように教えてやる」と小学2年生になった息子を誘った。少年野球をやっていたせいか打つことは楽しいと、よく付いて来た。

中2でコースデビューすると、100そこそこで回ってくる。「幼い頃から始めると違うものだなぁ」と他人事のように感心した。それから村を離れても帰省ごとに一緒に楽しんでいる。

炎暑の続く宮崎。8時15分のスタートを予約して宮崎国際ゴルフ倶楽部へ行ってきた。歳のわりには飛距離もそこそこ自信がある。ところがレフティーから繰り出される舜のティーショットは、僕のボールを遥かに超えて50ヤード近くオーバーする。

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いかにもジュニアからやっていた的スイング。若者が持つ圧倒的なバネとしなやかな筋肉を魅せつけられ、55歳の身体がしょげ返る >_<

この夏も経験した遊びを共有できたが、教えたことで追いつかれないのは呑み方だけになってしまいそうだ。

嬉し悲しき男親。

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posted by オガワタカヒロ at 23:56| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | golf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

「ひとり」のありがたさ

の下水道工事が始まって商店街の筋がいつになく賑やかだ。十数年に一度のメンテナンス工事で、大型の機材と大勢の工事関係者が作業にあたっている。先日道路に埋め込んである下水管を掘り起こすためにアスファルトに切れ目を入れていたが、昨日今日とそれを剥がし1mほど掘った。

工事を行う方も店舗の前を掘り起こされる方も、お互いを気遣いながらの作業だが、都市部にありがちな「損得勘定」で物言う者はいない。時には工事の人に差し入れの軽食を持って来る店舗の人や、「暑いから水をたっぷりとって工事してくんないよ」と道行く地区の人は声をかける。

いつもなら人っ子一人歩かない商店街が賑やかになって、街の人たちも活気を取り戻している気がする。そのおかげで店舗が潤うことはないのだが、人がうごめくだけで笑顔が増えるとは・・・、「ひとり」のありがたさを切実に感じる小さな村のひとコマだ。

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posted by オガワタカヒロ at 23:51| 宮崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

着々と進んでいる

さもこの4〜5日がピークではなかろうか。増えていく赤とんぼの数と、涼しくなり始めた朝の空気がそれを教えてくれる。

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(日曜日に行われた竹原地区、草刈り奉仕作業風景)


国道沿いに生い茂っている野草を刈り込む作業が村内業者の手によって進められている。来週のやまびこ花火大会の前に済ませておこうという予定であろう。刈られた草木をダンプに積み込み、散らかった道路を竹ぼうきで丁寧にはいてゆくと、見違えるような道路になった。

夏の大イベントへお越しになるお客さまのために、お盆の家族団欒を楽しみに帰省する村出身者のために、準備は着々と進んでいる。


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posted by オガワタカヒロ at 22:12| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする