2016年12月07日

寄ってらっしゃい見てらっしゃい!

国的に「商店街」自体の存続が危ぶまれている。郊外型大型商業施設の乱立で昔ながらの小売業は苦戦続きというわけだ。商売を営んでいると、お客さんの心はホットとクールが表裏一体と思えることもしばしばだが、こればかりは「選ぶ方は客」という図式は崩せない。

村で唯一の村所商店街も、かつては多くの客で賑わい、商店主たちも大きな利益を上げて村の繁栄に一役買った時代があった。残念ながら今では人っ子一人歩かない、と言っても言い過ぎではないほどの寂しさだが、ジリ貧を呆然と見て過ごすわけにはいかない。店舗の前には黄色いノボリも立って、今年も歳末の大売り出しを派手に打ち上げた。

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300円につき1枚の引換券を10枚集めると、1回の抽選。大当たりの賞金は、なんと2万円 !!! 一発で当てれば1万7,000円の儲け!寄ってらっしゃい見てらっしゃい、村所商店街は大騒ぎ!


posted by オガワタカヒロ at 23:51| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

12月30日に放映

昨日、地元テレビ局の撮影隊が西米良を方々撮影しておられる。なんぞや?とギャラリーから外を眺めていると、顔なじみの南出アナウンサーが「珈琲を頂きたく」と入ってこられた。その後、女性の武田アナウンサー、撮影スタッフが4名ほど。「お久しぶりです」「いえいえ、こちらこそ」「あさってまで村を撮っていますが、最終日に小河さんの写真と、ラ・メールの珈琲&チーズケーキを取材させて下さい」とのこと。「承知しました」と本日の撮影になった。

村中の話題を2週間分一気に取材されたようで、12月30日と新春1月6日にそれぞれ放映予定とのこと。番組、時間は、

・「で〜ちゃんのぶらっと金曜日」UMK(テレビ宮崎)
・12月30日(金曜)と1月6日(金曜)朝_9時50分〜10時50分
 本日撮影された分は12月30日に放映
・南出アナと武田アナが、村内をアポなし訪問のぶらり旅

まずは妻がギャラリーの紹介をして、開催中の大坪さんの写真展のご案内。シーン変わって、おふたりに珈琲とチーズケーキを召し上がってもらいながら小河と談笑。西米良へ帰郷した頃のことや、村と写真との関わりなどを結構真剣に語った。「小河がおすすめする村の1枚」に3月10日に降った「春の雪」を紹介させてもらった。


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年末も押し迫った30日の放映なので、帰省中の息子も一緒に、家族揃って楽しませてもらうことにしよう。

武田華奈アナウンサーが、チーズケーキを思いのほか喜んでくれたので嬉しかった。また遊びに来てくださいね ^^


posted by オガワタカヒロ at 18:38| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | la mère | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

小学校2〜3年生

こ数日、朝起きると左の耳が聞こえずらい。飛行機に乗った時のような詰まる感じに気分が晴れないので耳鼻咽喉科を訪ねた。1時間ほど待った後で診察してもらい、何種類かの検査を受けた。その中に密室でヘッドホンをして耳の聞こえ方を検査するものがあった。左右の耳に高音から低音までの音が数種類流れてきて、それに反応してボタンを押し続けるというものだ。

こういうやつはゲーム感覚になって俄然はりきってしまう。より早くより正確にボタンを押そうと全神経を集中して臨んだ。右耳から始まったが、聞こえない音は無かったので、逆に左耳が心配になった。ところが左耳も難なく聞こえる。

結果が出て再度診察室へ。左右の耳が拾った音を折れ線グラフが示している。明らかに左耳が右より劣っていた。(やはり左耳がやられてるな)そう思いながら先生の言葉を聞けば、

「左耳が劣って見えますが、50歳代の聞こえ方としては普通です。それより、この右耳。良すぎます。この数値は小学校2〜3年生の聞こえ方です」

結局のところ鼻腔の詰まりが原因で2週間の薬をもらった。しかしながら、老眼になるまでは視力2.0。今でも1.5。前にも書いたが、鼻も周りの人に比べるとよく匂う。なんだか囚われた宇宙人のようなイメージが浮かんできて、そうで嬉しくないが、ひとまずなんでもなくてよかった。

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posted by オガワタカヒロ at 23:59| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

季節の色

も夏も冬もそれぞれの特徴があって季節を想像させる色があるのに、呼び名の後ろに色を付けて「秋色」という言い方はしない。それほど今の季節は統一した色のイメージがあるのだと思う。

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青々と繁っていた夏草が、茶系を下地にしたキャンバスに変わった。奥の山肌には色づいた木々が混じり、落葉した枝は冬への準備に取り掛かっている。

今年の冬には色を付けて撮ってみようと思う。


posted by オガワタカヒロ at 18:32| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

「平和堂靴店」のペニーローファー

い出を聞かせられるのと、よその家族のホームビデオを見せられるのほど退屈なことはないが、今日はそんな話で・・・。

在京31年目にして弟が自分の城を持った。住み慣れたマンションを離れる際の引越しで、無駄なものが大量に発見されたようだが、中にはどうしても捨てられないものも出てきたらしい。

「兄ちゃんの懐かしいものもいっぱい出てきたよ。まとまったら送るよ」

と電話があって1ヶ月。大きな引越し用のダンボールにはち切れんばかりに詰め込んで送ってきた。幼い頃から「新品」は兄、弟はその「おさがり」といった流れが決まっていて、大人になっても

「お前これ使うか?」
「使うかもしれんから貰らっとこうかな」

とお互い何の疑問も持たず、弟の家に「おさがり」が流れ込んでいった。とは言ってもそうそう使うわけがない。何十年も納戸に入れたままでようやく日の目を見たのだろう。だが箱を開けてびっくり。まさかの再会である。

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靴はハタチの成人式で揃えたペニーローファー。写真学校のあった水道橋から神保町方面へ歩いた靖国通り沿いにあった「平和堂靴店」のオリジナル。当時のメンズクラブやポパイで頻繁に紹介されていて「成人式には J プレスの紺ブレに、ビームスのシャツに、シップスのパンツ、靴はやっぱり平和堂オリジナルだ」と決めていた。数十年ぶりに履いてみるとぴったり収まった。これがシャツやパンツならボタンが吹き飛んだろうに(笑)

下はビクターのカセットデッキ。上京1年目、初めてアルバイトをして貰った給料で買った。結局、アンプまでは追いつかず、買えたのはこのデッキだけ。しばらくはラジオにつないでアナログで聴いていた(大笑)

履いた靴の足裏の感覚や、カセットがイジェクトされる音は昔の記憶とピタリ一致した。さて、これを飾るか使うか、当時の自分と相談してみることにする。



posted by オガワタカヒロ at 23:43| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

世界中の子どもたちと

真が一人歩きしてゆくのも楽しみだし、間接的にでも支援者の一人としてお役に立てるのならこれほど喜ばしいことはない。昨年は父の大病騒動があって参加を断念したが、今年は3つの作品をお願いすることにした。準備、告知、展示、販売と、スタッフの皆さんには頭の下がる思いだ。

1万円をそのまま寄付されるのもひとつのかたち。写真家の撮った渾身の1枚を手にする1万円もまた同じ。写真好きのみなさまなら、数ある作品の中から気に入った写真を選んで世界中の子どもたちとつながりませんか。

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【第20回 写真家達によるチャリティー写真展】
9日(金曜)〜15日(木曜)まで。六本木の「富士フイルムフォトサロン東京」にお越しくださいませ。一辺25センチ弱の正方形額にセットして、すべての作品が1万円で販売されます。色は白。小河の作品はこの3点です。1点売り切りですから同作品の追加はありません。お早めのほうがたくさんの写真から選ぶことができます。
一昨年の様子 → 第18回展


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posted by オガワタカヒロ at 22:01| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

スキップ気分

っとのことで篠山紀信「写真力」を観ることができた。全国を巡回する大展覧会で、2012年の熊本展を皮切りに15ヶ所以上の会場を経て宮崎へもようやくやって来た。展示数は30数点だが、1枚のサイズがm単位で表すほどの大きさ。1960年代から現在まで、フィルム、デジタル分け隔てなく、それぞれの時代で篠山紀信という写真家が自分の鏡として生み出した作品群が並ぶ。被写体の人物も「篠山紀信に撮られている」という自負がみなぎっている。唯一それが見えなかったのが「きんさんぎんさん」。

冗談抜きにオペラグラスか双眼鏡を持って行けばよかったと感じた。美術館の天井付近まで作品が到達しているのと、人物だと顔の部分が上部に来るために、「まつ毛にピントを合わせる」というセオリーを叩き込めれた我々はどうしても人物の目を見たがる。目の玉に映り込んだ光りを見ればライティングの想像もできるという理由もある。だが、そんな小さな勘ぐりなどぶっ飛んでしまうほどの直球写真に篠山さんが求める写真に対する愛情をヒシヒシと感じた。

自分の生きた時代にオーバーラップさせたり、等身大、それ以上の写真に自分を投影してみたり。まるで遊園地にでも行ってきたようなスキップ気分で会場を後にした。

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県立美術館の同階で開かれている「第17回ドキュメンタリーフォトフェスティバル宮崎」の「広河隆一 写真展」も観せてもらった。こちらは一転して現実を突きつけられる写真展。言葉にするのは難しいので、ぜひご観覧を!(4日まで)事務局長の永友さんとスタッフの田中君にも久しぶりに会えたのでよかった。またゆっくり語りましょ ^^


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2016年11月30日

にしめら神楽御膳

「小河さん!12月は神楽御膳ですわ。これ、チラシ作ってみたっちゃけど・・・」。温泉の支配人が慌てて持ってきたインクジェットで印刷したチラシには、四苦八苦して写真を撮ってレイアウトした跡が痛いほどにじみ出ている。

「これはこれでいってすけど・・・、レストランの前に掲示するポスター撮ってもらえんですか」
「いいけど12月はもうすぐじゃね?」
「ですね」
「そら、すぐにでも撮らんと間に合わんが」
「ですね」

ただちに頭を広告カメラマンに切り替えて「じゃぁいつ撮る?」「では30日に」と決まって早速撮影に出かけてきた。すぐそばに料理写真が撮れるカメラマンが控えている村はとても恵まれている(笑)


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・にしめら神楽御膳 1,450円
・12月1日〜30日
・なます・地こんにゃく・吸い物・猪鉄板(糸巻き大根入り)・煮しめ・鹿唐揚げ・漬物・ばら寿司・きな粉もち

撮影後、独り寂しく頂きました。ところが寂しさも吹き飛ぶ猪肉の美味しさ。醤油に漬け込んだ鹿肉の唐揚げも旨し。お神楽参拝の前にでも後にでも、「にしめら神楽御膳」をぜひ、食しなされ。



posted by オガワタカヒロ at 23:05| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

ほおずきの数は1213個

会の街角はクリスマスソングで賑わっているようだが、西米良にそんな洒落た場所はないので、口笛でも吹いて気分を出すしかない。だが一つだけ、村にはどこのイルミネーションよりも素敵なクリスマスツリーが存在する。

温泉施設の玄関に天井をも突き抜けそうなモミの木が設えられた。ふるさと研究会(通称.ふる研)に属する農協、商工会、青年会、米良太鼓のメンバーが協力して製作する「ほおずきツリー」だ。山師のリーダーが切り出してきたモミの木を、15名ほどのスタッフで立ち上げ固定して、麦球をほおずきの袋へ入れて飾り付ける。

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ほおずきの数は1213個。現在の村の人口に、山や川に居ると言われる精霊「カリコボーズ」の1を加えた数だ。12月1日の午後12時。点灯式が行われ、ほおずきに明かりが灯ると年末の28日まで光り続ける。2007年に西日本新聞で連載していた「西米良だより」では1340個が飾られたと書いている。9年間で127個も減ってしまったが、輝きは当時よりも増している気にさせる。

天を仰げば青年たちの頑張りに後光が差してきたような・・・


posted by オガワタカヒロ at 23:21| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

大坪さんの写真展

ャラリーを開設したのは小河の写真を身近で観てもらおうという事と、もう一つの理由に村の人たちにもこのスペースを活用してほしいとの思いがあったからだ。帰郷してすぐに「講師として参加をお願いしたい」と声が掛かり「西米良写真倶楽部」が発足したが、「他の事が忙しくなった」との理由で自然消滅してしまった。集まったメンバーはあまり写真を好きではなかったようだ。結局用意したスペースを活用するまでには至らなかった。

それ以後、写真にとらわれない展覧会もいくつか催してきたが、なかなかご自分から「やりたい」という方は出てこない。強制はせず流れに任せて活用できれば、と今に至っている。

今日から写真展を開いた大坪富盛(おおつぼ とみよし)さん(69)は独りで黙々と撮り続けてきた。「作品が溜まったから写真展を開いてみてはどうですか?」と言うと「いやぁ、おれの写真なんか誰も観らんが」と謙遜される。そんな事はないですよ、と話を続けて行くうちに「勇気を出してやってみるか」とその気になってくれた。

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村所地区、宮の瀬在住の大坪さんが撮影した風景は身近な場所ばかりだが、この土地を愛する気持ちが写真に出ている。自分の持っている時間と仲良く過ごしているんだな、と思わせてくれる村の風景だ。

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大坪 富盛 写真展 〜光を探して〜
今日から今年いっぱいまで。お買い物のついでに、ご旅行の足で、湯上りのあとで。ふらりと寄ってもらえると、作品がふわりとお迎えしてくれます。額装のワイド四切15点を展示。入場無料。


posted by オガワタカヒロ at 23:06| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月27日

凄みが違う

いもので毎日新聞に連載している「撮らずにおられん!」が今日の掲載で8回目になった。お話を頂いた時には西米良を舞台に写真と文章で綴るフォトエッセイの予定だった。僕もそのつもりでいたのだが、方々に出かけることが多いのと、帰郷して15年を迎えるのに県内の様子をほとんど知らない。図らずも、宮崎県で開かれる美術関係の仕事に携わるようになり、写欲のアンテナが村の外にも向けられるようになった。意固地になっているわけではなかったが、郷土愛を広げてみようと村との関わり合いを意識しながら書かせてもらっている。

今月は串間市美術展の審査に伺ったことを中心に綴ってみた。写真は都井岬の野生馬たち。帰郷してすぐに観光で行って以来だから、それこそ十数年振りということになる。野生馬に会う前に驚いたのが、当時家族で泊まった大型ホテルが廃館になっていたこと。それも周りにあった数軒も同じ状況という現実の厳しさを目の当たりにして、前日お目にかかった市役所のみなさんのお顔がちらついてしまった。

雨が続いたからか野生馬の数が少なく、さらに草を食んでいる群れが山頂付近に集中していた。それなりの靴を履いてくればよかったと足元を見ても後の祭り。首に下げた抑え用のデジタルニコンと、三脚にセットした二眼レフを杖にしながら登ると突然現れたのが二頭の野生馬。脳内に刷り込まれている馬のデータとはまったく違う様相にギョッとする。想像していたのはスマートな競馬馬あたりではなかったか。

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凄みが違う。無意識に「ごめん」と言って後ずさりしたが、すかさず1枚撮った。

野生馬たちは自由でのどかで、プライドに満ちていた。どちらが飼いならされているのか分からないなと思った。1時間ほど群れの周りをウロウロしながら撮り続けていると、彼らの警戒心も薄れてきた。

雨があがって波の奥に秋光が落ちはじめている。


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写真部分は入稿用のデータをはめ込んであります


posted by オガワタカヒロ at 19:34| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

富山ブラック

席ラーメン世代と言ってもいい我々1960年代生まれの人たち。天下のチキンラーメンの発売開始が1958年というからその裏付けにもなる。物心付いたら頃から丼に蓋をして3分で出来上がるラーメンを食べてきたが、そのうち鍋で煮る「みそラーメン」や「チャルメラ」や「出前一丁」が出現して、1971年にはカップのまま食べられるカップヌードルが世界標準になった。

「スーパーの北陸フェアをのぞいたら、こんなのあったよ。知ってる?」と妻が買ってきた商品パッケージを見れば「富山ブラック」という即席ラーメン。真っ黒な醤油スープに、黒胡椒のパンチが効いて恐ろしく辛いらしい。

富山の「黒作り」というイカの塩辛は大ファンだが、黒いラーメンとは・・・即席ラーメン世代もタジタジだが、さてお味の方は ??? 残念なことに「より美味しく頂くにはネギの増量は不可欠」とのこと >_<

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posted by オガワタカヒロ at 22:37| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

デジタル処理への対応基準

「県内でも氷点下の地域が出たらしいわよ」と朝一番に起きる妻が伝えてきた。起き抜けの目で窓の外を見ると晩秋を通り越して冬の空気が漂っている。夕方から10月に開催された宮日美術展の結果報告会議に出席する。帰りは夜中になるが、まさか凍結はないだろう。

宮崎日日新聞本社。一人の欠席者も無く、6部門12名の企画委員から活発な意見や要望が出た。本部事業局との連携を密にして宮崎を代表するより良い美術展にしてゆきたいものだ。写真部門の懸案であるデジタル処理への対応基準を再度練り直す。

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「米良の方は凍結してるっちゃないですか?」と冗談交じりにふたりの方に言われた。「また〜、いくらなんでもそんな寒くないですよー」と応えたが、新聞社を出たら寒風にブルッとして、少々不安になった。

だが心配するなかれ、夜道の米良街道は凍結も無く、道端は鹿軍団に占領されて賑やかな帰路であった。


posted by オガワタカヒロ at 23:22| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮崎のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

あったかい空気

京ではこの時期に54年ぶりで雪が積もったらしい。先日のスーパームーンだと思えばラッキーな日に遭遇したのだろうけど、交通機関の乱れ、歩行中の怪我など、大都市の弱点をさらけ出す1日だったようだ。

さて西米良は。寒くなったとはいえ山筋から漏れてくる陽光はまだ晩秋の趣。はらはらと散る色の付いた木の葉に一句ひねろうかと遠方に目をやれば・・・。ズンチャチャチズンチャチャ・・・景色に不似合いなウエスタン調の音楽が流れてパン屋さんがやって来た。

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パン屋のない村には移動パン屋さんが週1回やってくる。熊本県相良村柳瀬にある「サンジェルマン」のゆうき君はここの2代目。物腰の低い人あたりは10年前からぜんぜん変わらない。S字にカーブした営業姿勢がパンの美味しさを物語る。

東京の人たちにもこのあったかい空気を届けてやりたいものだ・・・

posted by オガワタカヒロ at 22:47| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月23日

囲炉裏端

きー、と書いたら寒くなった(笑)米良では「祭りが始まると寒くなる」というのが時節の挨拶になっている。今週末「児原(こばる)稲荷神社」の大祭を皮切りに、村内5カ所で神楽奉納を中心にした大祭が開かれる。師走の毎週土曜日。夕方6時頃からほぼ12時間ぶっ通しで、三十三の演目が舞われる。詳しくは村ホームページにて
平成28年 夜神楽のご案内

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我が家の冬支度も始まった。普段は3枚の板を被せて囲炉裏は隠れているが、師走、特に大晦日から元旦にかけてはこのスペースに帰省してきた弟夫婦や子どもたちが揃い、新年を迎える。

それにしてもこの囲炉裏。18年前、新築した家に父の希望で設えたが、それから3年して僕ら家族が突然帰郷したので、憧れの囲炉裏生活はたった3年。もちろん借家してでも生活する予定で帰郷したが「子どもを育てる時期のお前たちが大きな家に住まにゃいかん」と父が身を引いて隣に小さな隠居を買った。

去年は父の大病があって入院中だったので、2年ぶりの家族団らん囲炉裏端だ。


posted by オガワタカヒロ at 23:09| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

36年前の夏休み

間でお会いした恩師の写真を探しているうちに古ぼけた茶封筒を見つけた。「竹原共楽会会員在中」と書いてある。父の筆跡だ。竹原共楽会とは地区老人会の正式名で、今でも存在する。中身は8×10(エイトバイテン)サイズのプリント。写真を見て「ここにあったのかぁ」と思わず口走った。

19歳の写真学校時代、今から36年前の夏休みに課題提出のために地区のお年寄りを撮影した。祖父母ほどの年齢の方々に「撮らせてください」と職場やお宅におじゃまして写すという、今までやったことのない手法に戸惑いながらも楽しく撮らせてもらった。

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フレーミングも背景の選択もまったくなってないが、それぞれに変化をもたせてお年寄りの人となりを写し込もうと必死で撮った痕跡はある。しかし写真の良し悪しは置いといても、今となっては「記録性」がつくづく写真力だと感じる。11人のみなさんはすでに故人。だが36年前に間違いなく僕のカメラの前に立ち、生きている証を記録させて下さった。

今ここで再会するのも何かの意味を含んだことだと思う。


posted by オガワタカヒロ at 22:10| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

ぬきーから

といい柚子といい、今年は実ものが豊作だ。いわゆる「裏表」があるのだろうが、村で目にする、そう、アケビにしてもヌカゴ(ムカゴ)にしても「去年ここで採れただろうか?」と思うほどあちこちで収穫できる。やはりこの暖かさのせいだろう。家庭菜園のミニトマトもどんどん実を付けて毎日の食卓に並んでいる。

客人を迎えるためにイノシシ肉を注文していたが、「解禁からこっち(以後)だれも獲ってこんよ。ぬきーから(あったかいから)山ん中に餌がぎょうさんあるっちゃろね。まちっと寒ぃならんと獲れんちゃないじゃろか」。ハンターが攻め入る猟ならまだしも、罠を掛けて獲る人にとっては厳しい猟期になっているようだ。

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posted by オガワタカヒロ at 23:38| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

あの頃の贅沢

載中の「撮らずにおられん!」(毎日新聞)を撮り下ろした今月のカメラは「ローライコード Vb」。高級機のフレックスシリーズに最も近づいたコードの最終型で発売が1962年だから、ほぼ同級生。レンズはクセナー75mmF3.5。ピントフードが取り外せるし、異なる画面サイズでの撮影が可能だったり、コードシリーズにしてかなりの高級感を漂わせている。

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被写体は先日伺った串間市都井岬の野生馬たち。天気は悪かったが抜けのいい風景の中で草を食む野生馬の姿が印象的だった。フィルムはフジRDPV(プロビア100 F)。しかしこれが厄介で、宮崎県ではポジ(リバーサルフィルム)を現像するラボが存在しない。入稿に間に合わせなければならないので窓口のあるカメラ店に問い合わせるも、週末を挟む土曜日出しのため、A社が水曜(福岡で現像)、B社が金曜(高松で現像)上がり。ではA社にと、お願いすれば運悪く水曜が祝日で木曜上がりに変更。

1時間で上がりを待ったあの頃の贅沢をヒシヒシと感じる >_< 

写真の画角は正方形。原稿を先に書き上げて、新聞社には写真無しでレイアウトを進めてもらうことにした。


追記
A社の迅速な対応のおかげで、火曜日に現像の上がりが届いた。水曜日に入稿。日曜日の掲載に余裕で間に合った。A社、Nさん。次回もよろしく、ありがとう。


posted by オガワタカヒロ at 20:17| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

母ちゃん

が行っている「ふるさと村民制度」発送のために生産者グループが大きく貢献している。ほとんどが高齢者だが、これがなかなかどうして。90歳を過ぎてもバリバリの現役が存在しているし、作り出す品もますます美味しくなっているのだから凄まじい。

母たちが在籍する「古参竹(こさんちく)」グループも、田舎味噌を作って箱詰めに協力している。

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母の相棒は澄子さん(左)。60年以上前からの友だちだからお互いを知り尽くしている。まさに、阿吽の呼吸だろう。ケタケタ笑いながらも手は的確に動いて、どんどん商品が出来上がってゆく。

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「時間が余ったからコンニャクも作ってみたっちゃが。食べてみらんね?」

と、ワサビ醤油を付けて渡された地コンニャクの旨いこと。旨い、旨いを連発していたら「出来たてを持って行きない」と大きなやつをふたつも頂いた。売り物だし、ちょっと気が引けたが、夜の晩酌を思い浮かべたら断ることができなかった(笑)

いくつになっても、母ちゃんはいいよねぇ ^^


posted by オガワタカヒロ at 23:40| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月18日

47年ぶりの「授業」

間へ伺うもう一つの楽しみがあった。昨日の審査終了後、県を越えた鹿児島県志布志市のホテルに宿泊して海の幸を頂き、本日帰路の途中、ある人に会うことになった。といっても一方的にこちらが押しかけてしまうのだが、その方にお目にかかるのは、なんと47年ぶり。

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小学1〜2年生を担任して下さった晶子先生。昭和43年、山の学校に赴任された先生は、美人で優しくお洒落で、7歳の僕ら新1年生が初めて勉強を教わる憧れの先生だった。大好きで記念写真に収まる時には必ず先生の隣に陣取った。

💕


「お元気にされていますよ。『高齢ですから審査会場までは行けませんが、ぜひお会いしたいです』とのことでしたよ。お電話されてみてください」

教育委員会の担当者の方に先生のことをお尋ねしていたら連絡を取って下さっていた。

「覚えてますよ!たかひろ君の事はテレビや新聞で拝見してました。がんばってきましたね、お待ちしていますよ。お出でください」

47年ぶりに聞く先生の声は昔と少しも変わらず、道順を教えて下さる口調に思わず「はい、はい!」と緊張して答えてしまった。市内から30分ほど走りお宅へ到着。玄関先まで出迎えて下さった先生は小さくなられていたが、間違いなくあの晶子先生だ。ご挨拶して握手して、ちょっとドキドキしながらハグして再会を喜んだ。

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先生が話される47年ぶりの「授業」を受けて、2時間の滞在があっという間に過ぎてしまった。僕はいつになく素直になって、中学で写真に出会い、東京へ行き、家族を持って帰郷した長い長い時間を一気に喋った。

別れを惜しんで挨拶を済ませると、先に届いていた「おかえり」を指差して、

「それではあなたの本。これ、この本の評価をします」と現役さながらの口調で仰った。僕は緊張して直立不動になり、(何を言われてもいい、心して聞こう)と覚悟を決めた。

「とても心に届いてきました。良い本です」

嬉しくて、嬉しくて、誰に褒められるよりも嬉しくて、涙が出た。


「米良にも行きたいけど叶いません。またお出で下さいね」
「はい。かならずまた伺います」
「クラスのみんなによろしくね」

先生の笑顔がまたあの頃と重なって、深夜の帰り道がより近く感じた。


ありがとうございました、晶子先生・・・




posted by オガワタカヒロ at 23:21| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真で伝える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

帰郷以来2度目の往訪

夜、大阪伊丹空港発19:50の最終便で帰宮した。今日伺う宮崎県最南端の市、串間には宮崎市から2時間、西米良から3時間掛かる。市内に投宿することも考えたが、福井で撮影した機材や写真データをスタジオへ置いて、今日のために気持ちを切り替えなければ次へ進まない気がした。深夜の米良街道をネイキッドで爆走して、5匹の鹿と遭遇しながら11時30分に帰宅。1時30分就寝。

翌朝、5時起床。6時に村を出て、西都から高速に入り田野インター下車。南郷〜日南を経由して串間市文化会館へ着いた。2時間45分。意外に近かった。

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第21回串間市美術展、写真部門の審査を依頼され帰郷以来2度目の往訪。絵画部門の大上先生、書部門の長友先生、教育部門のスタッフの皆さんと打ち合わせの後、審査開始。

65作品から、特選1、奨励3、努力1、新人1の6作品を選ばせていただく。甲乙付けがたい高い水準で難航した末に、決めさせてもらった。気になったことが一点。作品として観ていただくために最終の仕上げをさらに丁寧にされると全体の空気も変わると思う。

出品された皆さんと一緒にその作品の講評をさせてもらう。会話も弾んで地元との距離がグッと近づいた気がした。来年の作品を拝見するのが待ち遠しい。

11月23日、水曜日まで。
串間の皆さま、ありがとうございました。



posted by オガワタカヒロ at 22:55| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

CDを作ってみた

月聴きに行った息子のライブ音源からCDを作ってみた。MCを含んだ2時間30分の録音を2枚に分けて形にしたものだが、写真が良いので(自画自賛)それっぽく見える。

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小5で突然クラッシックピアノを始めて、高校でビルエバンスに心酔して、大学で本格的にジャズに傾倒。大学院で英語学を研究しながらお客さまの前で弾ける喜び、反面現実の厳しさも感じながら弾く。生き方が音に出るほどに自分を知ることが、これからの課題であり、聴く側の楽しみでもある。

またチャンスを作ってくれよ。楽しみ以上の喜びを感じる親父のためにもな(笑


posted by オガワタカヒロ at 20:32| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小河 舜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

もしかすると

元の方が「今年の秋の美しさは近年にない」というほどの紅葉だった。

村の山の色は心配するほどだったが、これはもしかすると9回裏の大逆転が待っているかもしれない。帰村が楽しみだ。


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posted by オガワタカヒロ at 22:48| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ロケ先にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

どうもすみません

簾を下ろして、見た目閉店だけど、実は開店している超満員の店。第2弾。

うますぎて、どうもすみません。


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「かわっとる店やけど、安くてうまいんよ」と、タクシーの運転手さんも言っておった。



posted by オガワタカヒロ at 23:57| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

ようやく表舞台に

待たせしていた紅葉が重い腰を上げてようやく表舞台に出てきてくれた。

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今月に入っても山は青々として、本気で色を変えてくれるのだろうか、それとも青いまま散ってしまうのだろうかと心配させた。事実、天包山(あままつつみ やま)に群生するモミジの葉に近づいてみれば、色を変えずに縮まりながら枯れ落ちていたのだ。ところが朝の気温が5度を下回り始めると思い出したように一気に色づいてきた。

西米良の中心地、村所(むらしょ)から国道219を西へ10分、「板谷トンネル」を抜けて5分ほど走れば左右の山肌に黄や赤の木々が目立ち始めた。車を路肩に止めてキーをオフにすると、エンジン音でかき消されていた山からのささやきが自然に耳へ届いてくる。嗅覚もその様子を察知して木々の香りを脳内へ運んできた。

今週から来週にかけてが見頃だろうか。


posted by オガワタカヒロ at 17:27| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月12日

笑顔のままで

い出す顔はぜんぶ笑顔。そんなお婆ちゃんだった。村の高齢者が運営する生産者グループの中心で元気に活動されていたので、周りの人は「まさか」と思った。

「婆ちゃんも喜んで見てるわ。おめでとう」

ひ孫ちゃんの着付けが済んで、七五三の撮影準備が整った。玄関の前で記念写真を撮ろうと表へ出ると、曾祖お婆ちゃんの写真を長男くんがしっかり抱いている。

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君たちがどこへ行こうと、幾つになろうと、お婆ちゃんは天国から見守ってくれているよ。あの笑顔のままでね。

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posted by オガワタカヒロ at 18:30| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

甘です

はずみなことを言ってはいけないと反省した。

通勤途中の道沿いのお宅にたわわに実った柿の木がある。最近は自宅からスタジオの2.5キロを歩いているが、色づいてきたのに一向に収穫する気配がなく気になっていた。数日前、そのお宅の人と柿の話になる。彼はまだ若い。

「あんたんとこの柿。いい色になっとるけど、あれって甘ね?渋ね?」
「甘です」
「取って食べればいいとに」
「実は裏にもう一本あってそれ食べてるうちに前のやつは放ったらかしになって・・・」
「もったいないなぁ。俺にくれよ」
「あ、どうぞ。取って下さい」
「ありがたい、そうするよ」

冗談のつもりで言った後もすっかり忘れていたら、夕方その彼が袋にどっさり入れてスタジオに持ってきてくれた。

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「美味しいかどうか分かりませんけど、どうぞ」と言うとニコッと笑った。こちらの何気ない言葉に丁寧に応えてくれて、申し訳ないやら気の毒やら。

先日、年配の商店主が「村の付き合いが希薄になった」と嘆いた矢先の出来事だった。彼も生粋の米良人。忘れかけていた心持ちを若い人に思い出せてもらうとは。十数個の柿がそれ以上に重く感じた、ありがたい贈り物だった。


posted by オガワタカヒロ at 23:42| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

中体連

事帰りの ♨️ で中学校にお子さんがいるスタッフが声をかけてきた。開口一番、「ダメでした」と。そういえば先週で宮崎県の中学校秋季体育大会が終了した。いわゆる中体連だ。

我が家の子どもたちはふたりともソフトテニス部に籍を置いた。大会が近づくと保護者が連携をとって競技場までの選手乗車調整から昼食弁当の調達まで、文字どおり東奔西走の勢いで試合に備えた。

「決勝リーグには進出したんですけど、初戦で高千穂と当たって・・・。でも善戦して2対2の大将戦に持ち込んだってすよ。向こうの大将の子は実力者で、まだまだ力が足らんとですね。負けました」

彼のお子さんは剣道部。復活米良剣道を旗印にメキメキ力を付けてきている途上だ。負けや挫折が勝利への過程。お子さんは1年生で大将を務める実力者。来年からの活躍が楽しみだ。

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2012年・初戦敗退でその後の試合を観戦するみずきたちソフトテニス部



posted by オガワタカヒロ at 23:30| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西米良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

外呑み

つの頃からか「家呑み」という言葉が市民権を得て、自宅で酒を呑むことがこ洒落た生活の一部として言われるようになった。不況の影響で外で呑む回数が減ったということだろうが、そのおかげで若い社員と上司のノミニケーション不足で微妙な溝も広がっていると聞く。

ある会社の人たちと宮崎の繁華街で久しぶりに呑んだ。トップの方が呑み仲間だが、「今夜は若い部下が参加します」とのこと。待ち合わせの居酒屋で呑み会がはじまると、初対面で父親ほどの僕に緊張している様子だった。10年ほど前であれば一人の大人として、あえて「対等」を意識して喋ったはずだが、目の前の若者が自分の子どもと同世代となると妙な親近感が湧く。迷惑だったろうがかなりフランクにお喋りさせてもらう。

上司の友だちという圧倒的な条件下なのに、「ご一緒させてもらってもいいんですか? ^^ 」と二次会のBarに付いてきてくれた。

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写真の話からご家族の話まで、日付が変わるまで呑んだ。

たまには腹割って、外呑みもいいんじゃない。


posted by オガワタカヒロ at 23:47| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しい日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

うぜーなぁ

「思い出」は怖い。怖い思い出ではなくて、思い出を語りすぎると過去へ置き去りにした自分と仲良くし過ぎて未来を見失うことがあるから。

20代の頃、僕らくらいのおじさんが、若かった頃の思い出を水を得た魚のように話し始めると、今で言えば「うぜーなぁ」と思った。未来しか見えない若者にとって、おじさんの昔話などどーでもよかった。だから、聞かれれば話すが、若い人に自分から思い出話をすることはない。相手が求めて聴き入ってくれる話ならともかく、内容の90%以上は自慢話に聞こえるのは間違いないからだ。

去年の今頃のことを思い出して、「たこらさるく」のアート作小屋へ行ってみた。止まった時間に和みを感じたが、そこには自分や大野さんや木三君の姿はなく、3人はとっくに未来へ羽ばたいていた。

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posted by オガワタカヒロ at 23:24| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | たこらさるく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする